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ウィンザー旅行/バーバー、ウィテカー、シェーンベルク合唱作品

1 月 5th, 2008 by 現代音楽分離派

Etonですばらしい曲目のコンサートがあったので、
Windsor&Eton旅行をすることにした。

◇移動
Windsorまでは家からWaterloo経由でNational Railwayを使用。
Waterlooから乗り換えなしの直通電車(30分に一本)があるので大変便利。
なお、KingstonやEpsomのコンサートなど、South West路線を使うことが多いなぁ。

◇Windsor城
Windsor城は駅を降りるともう目の前に!
城壁をぐるーっと回って入場口に向かった。
近くに川が流れており、Windsor城は川沿いから見ると丘っぽい、
少し高いところに位置する。もともと城塞だというのもうなづける内容。
(城には普通にボウガン用のスリットもあるし)

・入場料
入場料は1人14ポンド(3000円ちょい)という尋常ならざる価格!
見られるのはドールルームという王宮の生活が垣間見れるミニチュア館と、
調度品などが飾ってあり、実際に使われているRound Towerなる部屋、
そしてSt. George’s Chapelの3箇所。・・・高くないか?(苦笑)

・印象深かったこと
個人的に興味深かったのは絵画系コレクションと武具の収集。
絵画コレクションにはダヴィンチやラファエロのデッサンなどがあり、
とくに、ダヴィンチの鏡文字は初めて見たのでちょっと感動。
武具は、英国のものはもちろん、海外の戦利品関係も集めているのが特徴。
インドやタイで収集された王冠(部族長冠?)などは結構珍しいのでは。

◇みやげ物(?)購入
約2時間のWindsor城観光をすませたあとは、一度休憩してから、
Windsor Royal Shoppingなる場所へ向かった。
こういう片田舎(失礼!)の中心都市には、こういったショッピング街を良く見る。
(もっとすごい田舎にいくとHigh Streetしかなくなるのだろう)
さすがに王家お膝元の街だけあってか、規模はそれ相応。

収穫は「ディップソースの素」とクリスマス商品のセール&インドカレー@Waitrose。
・・・何もWindsorに関係ないが、まぁわれわれの場合はこんなもの。
ディップソースの素は粉状(フレーク状?)になっており、
お湯とオリーブオイルを追加して作るようになっている。
使うだけ戻す方式なので、日持ちするのがありがたい。

嫁さんはクリスマス商品のセールに目の色を変え、ドライジンジャーやチョコを購入。
この時期になると定価の75%OFF(中には95%OFF)になっており、
さすがにお買い得感は強い。
あと、この国では地域ごと(店ごと?)に品揃えが違ったり、
オファー(セール品のこと)が違っていたりは当たり前。
チェーン店といえど、行った先々でのチェックは欠かせない。

◇夕食@Henry VI
その後、コンサートに備え、会場の近くにあるHenry VIで夕食をとる。
嫁さんが事前に調べていてくれたお店で、英国の口コミサイトでの評価も高いとのこと。
実際、期待を裏切らない内容で、費用対効果の高い食事だった。
オーダーは「豚のロースト」「ゴートチーズのパイ」「ルッコラとチェダーチーズのサラダ」に、
ギネスとサイダーをハーフパイントずつ。〆て22ポンドなり。
特に肉料理にかかっていたグレイビーが秀逸で、満足度高し。

◇コンサート
実に満たされた気分になったところで、本日ラスト&メインのイベントに向かう。
演奏団体はRudolfus Choirという合唱団で、Eton College Choirの選抜メンバーにより構成。
基本的に学生中心なようで25歳以下の集団らしい。
ただ、演奏はアマチュア団体とはとても思えないクオリティで衝撃。
特にバーバー「Agnus Dei」の序盤ソプラノソロ(C♭)では、
そのあまりの美しさに涙が。。。
また、ウィテカーのWater Nightでも、クラスター部分で全く響きが減衰せず、
個々人の歌唱力の高さに感動した。(しかも各パートに1人2人の超人がいた)
合計40名近い規模だったと思うが、響きも良く、機動性の高い演奏で、
今まで聞いた演奏会の中でもトップに入る内容だった。

個人的にはメインだったシェーンベルクの地上の平和も、
この団体が演奏すると響きがクリアで「だんご」にならず、
本当に聞きにきた甲斐があった。Equilbeyの録音よりもよかったかも知れない!
(際立たせるべきパート、伴奏に徹すべき和音のパート、が非常に明確。練習のたまものか、、、)

あと、Matthew Martinという現代作曲家の曲がなかなかよかった。
リズミックな曲で、他のプログラムとかぶっていないのが高評価か。
それから、オマケ演奏で、「ほたるの光(英国民謡か?)」と「第九」をコラボした曲が歌われた。
「ほたるの光」を第1主題に使い、「第九」を第2主題にする荒業で、
合唱団の超絶技巧をこれでもか、と使ったもの。
一種おまつり的でよかったが、、、曲としては深みにかけるかな(苦笑)

なお、前半(1~7番目)はなかなかよかったが、後半は失速したのが残念。
古楽はその独特な「節回し」がないとどうしても退屈になりがちで、
人数の関係もあってか躍動感をだしきれなかった。
(こういう曲では1人1声の方がいいんだろうなぁ)
あと、ロマン派の曲は僕が理解不能。ラインベルガーとかワーグナーは無理。。。

予断だが、この時期Eton Collegeは見学できない。
でも、コンサート入場者は特別に入場できたので、こっそり中も少し見学してきた。
学校というよりも、昔の王宮とか貴族の邸宅、といった方がいいような雰囲気で、
これがとても現代の学校とは思えなかった(苦笑)

朝から夕方までずーっと動きっぱなしだったが、
観光も演奏会も大満足な時間を過ごすことができ、小旅行としては大成功!!
今後もコンサートにかこつけて色々企画しよっと。

  • Concert-info
    • 2008/01/05 19:00
    • Eton College Chapel, London
    • 46th concert in 2007FY
  • Title
    • Richard Dering
      • Adjuro vos, filiae
    • Patrick Gowers
      • Chester Lullaby
    • Samuel Barber
      • Agnus Dei
    • Matthew Martin
      • Ecce concipies
    • Sir Edward Elgar
      • Go, song of mine, Op 57
    • Eric Whitacre
      • Water Night
    • Arnold Schoenberg
      • Friede auf Erden, Op 13
    • Claudio Monteverdi
      • Lauda Jerusalem from ‘Vespro della Beata Vergine’
    • Pierre Villette
      • Hymne à la vierge, ‘Hymn to the Virgin’
    • Sir John Tavener
      • O, do not move
    • Max Reger
      • Schweigen from ‘3 sechsstimme Chöre’, Op 39
    • Giovanni Pierluigi da Palestrina
      • Stella quam viderant Magi
    • Richard Wagner
      • Traume
    • Peter Warlock
      • Bethlehem Down 
  • Performer
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Birmingham旅行/ブラームス「ドイツレクイエム」

4 月 7th, 2007 by 現代音楽分離派

バーミンガム旅行2日目。

緊張のせいか、結構早く目覚めた。
まぁそれはそれでみんなが寝静まっているわけで、
安心してお風呂に入れるというメリットもある。
抜き足差し足お風呂場までたどり着くと、運良く誰もいない。
さっと入ってさっとお風呂を済ます。
こんな状態で誰かに入られては抵抗できないし。。。

お風呂も入るとやることもないので、メシを食いに降りると、
食堂オープン時間にも関わらずおっさんはボーっとTVを見ている。
聞くと、今日はイースターなので、遅いとのこと。
(チェックインの時、説明を受けていたらしい。聞き取れんかったが)
うーん、イースター恐るべし。

ひもじさに我慢できず、時間すぐになると食堂へ。
一番乗りだったようで、「早速来やがって」的な視線を浴びつつも、
決然と着席。僕は腹が減っているのだ。

メシはシリアルとイングリッシュブレックファースト。
シリアルでは初めて見た「wheats」なるものに感動。
繊維質な素材(麦の類か?)でジャムを包んでおり、
糖分をくっつけたコーンフレークよりもヘルシーな感じがする。
ブレックファーストは典型的なソーセージ・ハム・卵・豆の組み合わせで、
シリアルと合わせて食べると結構な量になった。
風呂(共同だけど)、メシ、個室がついて22ポンドはやはり安いなぁ。

チェックアウトしてからは、Godivaの像と教会廃墟を見にCoventryへ。
勝手も分かった電車を利用して向かうことにした。

Godiva像とは、昔、領主に重税の軽減を求めたGodivaという女性が、
領主から「軽減して欲しければ裸で町を横断しろ!」といわれ、
勇気を持って馬に裸で乗って横断したことにちなんだ像らしい。
(まぁいわゆる郷土の英雄の一人か?)

これにはオマケがあり、町の人は女性の勇気をたたえ、
家に閉じこもり、窓を閉め、女性を見ないようにしたらしい。
が、一人好奇心に勝てなかったトムがこっそり窓を開けてしまい、
Godivaの従者に目を射抜かれた、とのこと。
このため、覗き見トム(peeping Tom)なる言葉が誕生し、
Coventryのゴシップ誌を売るニュースエージェントには、
peeping Tomなる名前がついている。

とまぁ、電車に乗りながらガイドブックを見ていたら、なぜか突然下ろさせる。
僕はややパニックになったが、周りの人は落ち着いたもの。
流れに沿って駅を出るとそこにはバスが!
どうやら、この日は途中までしか電車が動いておらず、
残りの工程は代替バスを使う様子。
ヲイヲイ、英国旅行初心者には絶対この仕組みはわからんゾ!

Coventryは大きなショッピングセンターとマーケットがあり、
ショッピングセンターの中心では大道芸やミニライブが行われるなど、
結構にぎわった場所だった。
マーケットには「2006年で英国1番の評価を受けた!」との横断幕があり、
(どこのどんな評価かは不明。見間違いだったのかなー?)
その評価にはじない大きさと活気。

Godiva像は繁華街の中心にあり、結構大きな像だった。
(僕よりも大きいかも?)
本当かどうかは知らないがやたらと美人な像ではあった。

教会廃墟(Ruin)は繁華街の少しはずれにあり、
入ってみるとかなりの大きさでビックリ。
第二次世界大戦の爆撃のせいで外壁だけが残った廃墟で、
その大きさもあいまって、戦争の激しさが伝わってくる場所だった。

帰りに、大戦後に新しく立てられた協会に寄ると、
ブラームスのドイツレクイエムがやっているじゃありませんか!!
ちょうど、前半のベートーベン「運命」が終わったところのようで、
相談したらタダで聞いてよいとのコト。ラッキー☆
(どうやら学生にでも見られたようだ。まぁいいけど)

というわけで、ここが教会コンサート初体験の場所となりました。
演奏自体は並だったけど、教会で聞く音楽というのは、
コンサート会場よりも間近に演奏を感じられるというのと、
妙な「神々しさ」があって妙に感動が深かった。

その後、バーミンガムに戻り、夕飯を仕入れて帰路に着く。
夕飯は、Coventryの帰りのバスで一緒になった中国人に
中華街を教えてもらい、そこでゲット。
電車で食べながら気づいたが、バーミンガムは何かのカレーが有名で、
会社の人から聞いていたのに忘れていた。。。
まぁ次、コンサートがある時に食べるとしよう。

とまぁこんな感じで激動のバーミンガム旅行は幕を閉じた。
なお、この一件で自分の英国力は(否応なく)高められた。

また、貴重な教訓を得た。
すなわち、キリスト教圏では、キリスト教の特別な記念日に
旅行することはかなりリスキー、ということである。
公共交通機関(宿もか?)はサービスが落ちるし、
普通にあちこちのお店が閉まっている。
(イスラム系ショップなどは開いているが、、、)

次は復活祭の次はクリスマスが重要なイベントのはずなので、
その時期は十分用心して週末の計画を練ることにしよう。

  • Cocert-info 
    • 2007/04/07/2pm
    • Holy Trinity Church, Coventry
    • 2nd concert in 2007
  • Title 
    • Brahms
      • German Requiem
  • Performer 
    • Saroh Dohghty, soprano
    • the Spires Philharmonic Orchestra
    • Colin Touchin, conductor
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Birmingham旅行/バッハ「マタイ受難曲」

4 月 6th, 2007 by 現代音楽分離派

記念すべき英国最初のコンサート。
明後日に嫁さんが到着することになるので、
無茶な旅はこの日しかできないと何の計画もなく出発。

ちなみに、バーミンガムを選んだ理由は、コンサートの演目と、
嫁さんが興味なさそう、ということ。
同じところに何どもいくのはいやなので、
嫁さんが行く気はないだろうが、僕は行ってみたい場所を
ピックアップした結果がバーミンガム。
(ここはラトルがいたBCSOがあり、音楽盛んそう)

ただ、家にはインターネットがなく、分かっているのは、
4月6日にバーミンガムでマタイ受難曲の演奏会がある、ということだけ。
(BBC Music Magazineにて情報収集)
とりあえず何とかなるやと思って出発したら、うまくいかないのが英国の悲劇。

まず、バスで行こうとGolders Greenのナショナルエキスプレスに行ったら、
なんとチケットがない!!(そんなに需要があるとはビックリ、、、)
慌てて教えてもらったKing’s Cross(Liverpoolだったかな?)の駅に行ったら、
なんと、この日はこの駅から電車がでていない(泣)

泣く泣く案内されたPaddington駅についたら、今度はチケットの買い方がわからん。
だいたい、片道券と往復券(Cheap Day Return)がほとんど同じ価格で、
すごい「うさんくさい」。(英語の解説もよくわからんし)
近くにいた社会実習の学生さんに教えてもらったところによると、
往復券(Cheap Day Return)は一種の割引券でお得らしい。
というわけで、安心して購入。
が、すでにこの時間で、コンサート開始時刻にBirmingham駅に着くかどうかの時間。
起きてから3時間ぐらいぐるぐると遠回りをしてしまった。。。

結果、Birmingham駅に着いたら案の定コンサートに間に合わず、
なんと前半はガラス越しにスピーカーから流れる音を楽しむという、
最悪きまわりないコンサートを体験する羽目になった。
(駅からコンサート会場まで遠く、走りに走って息も絶え絶えなのに、、、泣)

が、おかげでチケットはたったの5ポンド。
また、席もかなりいい席を割り当ててもらったようで、
後半はしっかり楽しむことができたのが救い。

演奏は「英語」による演奏で若干不安だったが、英語もドイツ語も、
歌われたら判別することはどうせ不可能(苦笑)
原語にこだわらなくてもいいかも、と感じた。

この演奏会は英国で始めての演奏会で、ホールの豪華さ、
人の入り、演奏の質の高さには本当に驚いた。

なお、演奏会で知り合ったインド人に安宿を紹介してもらった。
バスで移動すること10分程度の場所にある、いわゆる「ドミトリー」で、
風呂・トイレが共同。
初めての英国旅行から「かなり」アグレッシブに攻めることになった。
(内心は結構ビビり気味だった)
まぁ1泊と朝飯込みで22ポンドだから何も文句はないが。。。

宿を押さえてからは街に戻り、観光。
というか、この街、基本的に見るところがない(笑)
よくわからず、駅近くのショッピングセンターを探索し、
街の教会をいくつかと、美術館(無料!内容はしょぼい)を巡って時間切れ。

メシ時になると、街にはどこからともなく若い(高校?大学?)ぐらいの人が現れ、
パブやディスコに集まる集まる!!
自分も果敢に挑戦しようとしたら、年齢を疑われ入れず。。。
パスポート持たずに旅行したのは失敗だったようだ。(当たり前か)
しかたなくイタリアンでパスタを食べバスを使って帰宅。

このバスも難儀なしろもので、まず、レストラン最寄のバス停が、
なんの説明書きもないのにその日は「迂回」されることとなっていた。
(どうやら、夜は道路が混雑するため、迂回となっていたらしい)
乗ったら乗ったで、降りるタイミングが難しい。
英国のバスは停留所の案内をしてくれることはなく、
自分で風景を覚えてSTOPボタンを押す必要がある。
見知らぬ場所なので、意図したところに降りられるかどうか非常に不安。
結局、結構手前で降りて宿まで15分ぐらい歩く羽目になった。

宿の部屋はジャスト「ベッド」と「衣装掛け」があるだけで、
非常に殺風景。セキュリティにも不安があったが、
幸い、欧州のドアは内開きとなっているため、
ベッドを移動させ、ドアに押し付けてドアを強制ロック!

自分から望んだこととはいえ、見知らぬ街の見知らぬ場所で、
心細い夜を過ごすこととなりました。
まぁ、初めてだらけで疲れてしまい、すぐ寝たけど。

  • Concert-info
    • 2007/04/06/2.00 pm
    • Symphony Hall, Birmingham
    • 1st concert in 2007
  • Title
    • J S Bach
      • St Matthew Passion
  • Performer
    • Elizabeth Watts, soprano
    • William Towers, counter tenor
    • Paul Nilon, tenor
    • Christopher Gillett, Evangelist
    • Paul Whelan, Christus
    • Christopher Purves, bass
    • Birmingham Bach Choir
    • English Chamber Orchestra
    • Paul Spicer, conductor
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